維持血液透析患者の貧血コントロール

血液浄化に関連する指標

維持血液透析患者の貧血コントロール(Hb≧11g/dlの割合)(2016年度~2020年度)

貧血コントロールは血液透析を受ける患者さんのQOLを高めます。
造血ホルモンであるエリスロポリエチンは腎臓で産生されるため、腎機の機能が低下すると貧血になります。欧米のガイドラインでは、透析患者さんにエリスロポリエチン製剤を使用して、血液中のヘモグロビン(Hb)を11g/dl以上に維持することが推奨されています。これに対して、日本透析医学会の2004年ガイドラインでは、Hbを10g/dl以上に維持することが治療目標とされています。

  第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 年間
2020年度 46.1% 51.4% 37.4% 45.4% 45.0%
2019年度 55.2% 60.4% 64.2% 54.2% 58.6%
2018年度 51.3% 43.6% 45.8% 44.6% 46.3%
2017年度 32.8% 37.0% 44.1% 36.1% 37.6%
2016年度 55.4% 57.9% 53.4% 51.3% 54.5%
維持血液透析患者の貧血コントロール
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