透析療法の最大の目的は、機能を喪失した腎臓に代わって体内に蓄積したさまざまな尿毒素を除去し、体内の環境を維持することです。尿毒素物質を適正に除去しているかどうかを示す指標として使われるのが標準化透析量(Kt/V)であり、通常は尿素窒素(BUN)の除去量で評価します。数値が大きいほど透析によって浄化される体液量が多いことを示します。Kt/Vの値と生存率には一定の関係が認められています。週3回の血液透析患者では1回当たりのKt/Vを1.2以上、腹膜透析患者では週当たりのKt/Vを1.7以上に維持するよう勧告されています。
第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | 年間 | |
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2020年度 | 94.3% | 92.1% | 92.5% | 84.1% | 90.8% |
2019年度 | 93.5% | 95.9% | 87.5% | 90.8% | 91.9% |
2018年度 | 90.8% | 94.4% | 89.8% | 89.2% | 91.1% |
2017年度 | 92.5% | 93.1% | 90.6% | 87.5% | 90.9% |
2016年度 | 95.8% | 95.0% | 92.7% | 89.3% | 93.2% |