転倒・転落の指標としては、転倒・転落によって患者さんに傷害が発生した損傷発生率と、患者さんへの傷害に至らなかった転倒・転落事例の発生率との両者を指標とすることに意味があります。
転倒・転落による傷害発生事例の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。
こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒による傷害予防につながります。
第1四半期 | 第2四半期 | 第3四半期 | 第4四半期 | 年間 | |
---|---|---|---|---|---|
2020年度 | 0.31% | 0.23% | 0.31% | 0.26% | 0.28% |
2019年度 | 0.25% | 0.24% | 0.14% | 0.20% | 0.21% |
2018年度 | 0.23% | 0.25% | 0.20% | 0.30% | 0.25% |
2017年度 | 0.31% | 0.28% | 0.25% | 0.25% | 0.27% |
2016年度 | 0.35% | 0.28% | 0.30% | 0.30% | 0.31% |