佐世保中央病院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
市民の皆様および医療従事者の皆様におかれましては、コロナ禍の中で感染の不安や、いろいろな制約で重苦しい日々をお過ごしのことと推察いたします。当院も2020年2月に、院内で新型コロナ感染症対策チームを立ち上げ、手探りで感染対策を行ってまいりました。
当初は情報も少なく、恐怖と不安の日々でした。連日全国のいろいろな病院、施設等での院内感染の報道を目にして、各職員は自分が感染する恐怖以上に、“自分の家族や入院患者さんへの感染の引き金になるのでは・・・”との不安の中での勤務であったと思います。以前に比べ、検査体制(院内でのランプ、抗原検査など)や発熱者対応マニュアルが整ったとは言え、第二波の真っ只中の現在(2020年8月上旬)、地域の急性期病院の責務として、日々発熱や体調不良の患者さんに職員一丸となって対応しております。患者さん、ご家族の皆様におかれましては、面会制限など不自由をおかけしますが、院内感染予防のためとどうぞご容赦ください。
さて佐世保中央病院は、1995年に現在の佐世保市大和町に新築移転し、地域に根ざし、信頼される病院づくりを目指し一歩一歩前進してまいりました。佐世保県北地域における急性期病院として、当院の担うべき役割は、
皆様のおかげで白十字会は、2019年に創立90年を迎えることができました。当院の最大の強みは、一つの方向を目指す全職員の強固なチームワークだと確信しています。医師をはじめ全職員で、患者さんを中心としたチーム医療を推進し、さらに質の高いそして安心とやさしい医療と看護を提供し、患者さん・ご家族から心からの “ありがとう。”の一言を頂けるように、そしてさらに成長して創立100周年を迎えられるように努力していきたいと思います。地域の皆さまにご理解、ご協力いただき、一緒に当院を育てていただけるよう、よろしくお願いいたします。
最後に新型コロナ感染症の一日も早い終息と、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
社会医療法人財団 白十字会 佐世保中央病院
病院長 碇 秀樹