平成29年度 社会医療法人財団 白十字会 佐世保中央病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 114 83 94 174 368 647 1503 1697 1502 389
平成29年度に退院した患者さんを年齢階級別(10歳刻み)に集計したものです。平均年齢68.2歳、年齢中央値71歳となっております。当院はがんなどの手術症例に加えて、特に救急医療に力を入れており、平成29年度の救急車搬送件数は2,458件、その内6割の1,490件が入院となっています。60歳以上が全体に占める割合は77.4%で地域社会の高齢化を反映しています。また当院は小児科を有していることから、新生児を除く乳児から思春期にかけての小児期発症の内科的疾患を地域の先生方からのご紹介患者さんを中心に診療しております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070XX99X100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 副傷病なし 85歳未満 49 13.96 14.27 0.00% 60.92
100070XX99X000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 85歳未満 29 10.93 11.16 0.00% 59.14
100071XX99X110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 副傷病あり 85歳未満 27 16.15 15.63 3.70% 71.74
100071XX99X100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全あり。) 手術なし 手術・処置等2 1あり 副傷病なし 85歳未満 20 16.05 14.63 0.00% 66.50
040081XX99X00X 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 12 32.33 20.83 25.00% 83.17
糖尿病患者の約6割は末梢循環不全がなく、2週間以内の退院になっています。末梢循環不全のある患者は高齢であり在院日数も長くなる傾向にあります。ほとんどの糖尿病患者は転院することなく治療ができています。
リウマチ科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560XX99X0XX 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 94 15.21 17.16 3.19% 62.04
070470XX99X5XX 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 5あり 46 12.07 6.71 0.00% 63.39
070470XX99X2XX 関節リウマチ 手術なし 手術・処置等2 2あり 42 18.17 23.43 4.76% 70.38
110310XX99XX0X 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 26 18.81 12.34 0.00% 78.04
040110XXXXX0XX 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 25 21.00 19.65 16.00% 68.04
リウマチ・膠原病センターに通院中の患者数は約2,400名であり、その中で関節リウマチの患者さんが一番多く占めています。このため関節リウマチの診断、治療方針の決定・変更、教育入院などのために入院される患者さんが多くなっております。次に、「全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患」、いわゆる膠原病の患者さんですが、リウマチ・膠原病センターに通院中の患者さんのうち、一番多い関節リウマチの患者さんを除いた残りは、そのほとんどが膠原病の患者さんです。膠原病は全身性エリテマトーデス、強皮症、混合性結合組織病、ベーチェット病、皮膚筋炎・多発性筋炎などで、不明熱、皮疹、蛋白尿、関節痛、筋痛など多彩な症状と検査値異常で入院精査になることが多く、当センターの特徴となっています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
180040XX02X0XX 手術・処置等の合併症 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし 29 2.97 3.35 0.00% 69.24
110310XX99XX0X 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 18 16.61 12.34 16.67% 70.89
110280XX99000X 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 16 11.38 12.23 12.50% 70.00
110280XX99010X 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 副傷病なし 16 11.00 14.55 6.25% 65.06
040081XX99X00X 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 12 22.83 20.83 8.33% 77.92
当科入院では、DPC14桁コードで分類すると「手術・処置等の合併症」の請求となる透析シャント狭窄が症例数で1位になっています。上位3位までを占める症例数の多い疾患は、大きく分けて2種類であり、「①透析導入までの管理、導入に必要な手術(内シャント術)、そして透析導入とその後の管理」、「②尿検査で蛋白尿や血尿を認めた場合に疑われる慢性糸球体腎炎の検査・治療」となっています。内シャント術は28例、透析導入は21例、内シャント不全(狭窄)の治療は29例となっています。ネフローゼ症候群に対しては原因精査を腎生検で行い、診断治療を行っています
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040XX99040X 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 副傷病なし 70 11.26 11.99 1.43% 70.19
040081XX99X00X 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 63 20.37 20.83 20.63% 82.41
040040XX9910XX 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 61 5.36 3.59 1.64% 71.79
040110XXXXX0XX 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 29 19.17 19.65 3.45% 71.55
040170XXXXXX0X 抗酸菌関連疾患(肺結核以外) 副傷病なし 17 10.47 9.96 0.00% 70.00
肺の悪性腫瘍(化学療法目的入院)が70例で最も多く、誤嚥性肺炎が2位、肺の悪性腫瘍(主に気管支鏡検査入院)が3位でした。DPCコード6桁の疾患コード(傷病名単位)で見ると、1位は040040肺の悪性腫瘍(疑い病名も含む)180例、2位は040081誤嚥性肺炎72例でした。呼吸器内科の主な検査は気管支鏡検査です。末梢肺の小病変に対してはナビゲーションソフト、ガイドシース法を用いて診断率を上げるようにしています。また肺門、縦隔リンパ節腫大に対しては超音波気管支鏡下リンパ節生検(EBUS-TBNA)を行っております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050XX99100X 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 68 3.28 3.03 0.00% 67.18
050050XX02000X 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1・2あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 47 8.34 4.62 6.38% 71.45
050210XX97000X 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1・3あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 30 11.03 11.21 0.00% 75.50
050130XX99000X 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 28 23.11 17.71 17.86% 83.82
050070XX01X0XX 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 18 7.83 5.30 0.00% 66.22
虚血性心疾患や不整脈疾患へ積極的に取り組んでいます。心不全症例は平均年齢83.8歳と高齢者が増加してきています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100XX01XX0X 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 340 2.36 2.68 0.00% 64.45
060340XX03X00X 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 副傷病なし 137 12.75 10.61 8.03% 77.67
060020XX04X0XX 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2 なし 40 9.45 8.73 0.00% 72.80
060100XX03XXXX 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 36 6.00 7.21 0.00% 66.17
150020XXXXX0XX 細菌性腸炎 手術・処置等2 なし 29 8.07 7.27 3.45% 50.41
当科では、大腸内視鏡検査件数が年間1,535件であり、そのうち内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を行った340症例が症例数1位のDPCコードとなりました。また胆管結石や胆管炎などの胆道疾患が137症例で2位のDPCコードであり、内視鏡的胆道ステント留置術も第2位の手術数でした。症例数の3位は胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術を行った40症例のDPCコードでした。4位に早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術を行った36症例、5位に細菌性腸炎という結果になっております。検査、手術件数とDPCコードは一致しませんが、症例数だけからみると胃や大腸の腫瘍や胆石、胆道腫瘍などの胆道疾患に対する内視鏡的治療を行う件数が多いことが当科の特徴となっております。
脳血管内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030XX9910XX 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 13 3.69 3.14 0.00% 66.54
010070XX9912XX 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 2あり 10 4.10 5.62 0.00% 70.00
010060X2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 副傷病なし 発症前RankinScale 0、1又は2 10 18.60 16.38 30.00% 71.30
010030XX03X00X 未破裂脳動脈瘤 脳血管内手術 手術・処置等2 なし 副傷病なし 9.95
010070XX02X2XX 脳血管障害 経皮的頸動脈ステント留置術 手術・処置等2 2あり 13.36
脳神経外科と一緒に脳卒中を診療しており、また脳血管内治療専門医でもあり、協力して頚動脈狭窄や未破裂脳動脈瘤患者の血管造影や超音波検査およびステント留置術を行っております。脳梗塞に関しても、積極的にt-PA治療、経皮的血栓回収療法を行い、塞栓源不明な症例には、経食道心エコーまで行っております。当院は地域脳卒中センターとしていつでも脳卒中患者を受け入れ、CT、MRI、超音波検査等を即時に行うことで、早期診断・治療を開始し、リハビリも365日休みなしの体制で、ロボットスーツHALを用いた最新のリハビリも行っております。さらに脳卒中連携パスを用いて急性期から回復期への患者さんの管理を行うことで連携がスムーズに行えており、回復期リハビリ等を目的とした他の病院への転院は87名:44.62%となっております。(自宅退院89名:45.64%、施設等への入所11名:5.64%、死亡退院8名:4.10%)※患者数10症例未満は(-)表示
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010XX02X0XX 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 45 13.22 10.15 0.00% 60.27
060330XX02XXXX 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 35 8.89 6.64 0.00% 61.40
060160X001XXXX 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 29 7.41 5.15 0.00% 73.14
060160X002XXXX 鼠径ヘルニア(15歳以上) 小腸切除術 悪性腫瘍手術以外の切除術等 29 6.83 4.85 0.00% 65.03
090010XX03X0XX 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2 なし 23 11.17 6.37 0.00% 52.74
当科では、肺や気管、縦隔などの胸部疾患から、食道、胃、大腸などの消化管、肝胆膵疾患、乳腺および甲状腺疾患、ヘルニアなどの一般外科的な疾患まで、手術を含めた診療を行っております。救急疾患に対しては平日、夜間、休日にかかわらず、対処するように努めております。癌に対しては、標準手術を中心に、適応があれば拡大手術や縮小手術を行ったり、化学療法や放射線療法などを用い、集学的な治療を行ったり、患者さんの病態に合わせた治療を行っております。最近は内視鏡(胸腔鏡、腹腔鏡)を使った鏡視下手術症例が増えてきています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800XX01XXXX 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 79 26.66 27.09 72.15% 85.28
160610XX01XXXX 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 47 25.47 19.87 4.26% 67.32
160760XX97XX0X 前腕の骨折 手術あり 副傷病なし 23 9.78 5.21 0.00% 58.65
160720XX01XX0X 肩関節周辺の骨折脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 副傷病なし 21 19.52 13.35 14.29% 55.33
160620XX01XXXX 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 21 10.29 11.41 0.00% 45.29
整形外科で扱う入院での疾患は、頻度の多い順で、1)手術を要するような各部位の骨折、2)手術を要する腱や靭帯の外傷、3)手術を要する関節症(膝の人工関節など)などが上位になります。そして当科の特長としては関節鏡を使った手術を多く取り入れていることです。中でも「肩腱板断裂の修復術」に代表される肩関節の鏡視下手術は年間70例を超えており、長崎県内でも有数の病院になっています。また最近では糖尿病やリウマチの患者さんの手術なども増えてきています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010030XX9910XX 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 32 3.81 3.14 3.13% 70.44
010230XX99X00X てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 25 13.52 6.32 12.00% 70.44
160100XX97X00X 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 24 14.75 9.68 12.50% 76.67
010060X2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内かつJCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 副傷病なし 発症前RankinScale 0、1又は2 23 19.78 16.51 39.13% 72.43
010040X099X00X 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 22 21.73 19.10 40.91% 69.05
当院は後方支援病院で、他院からの頭蓋内精査依頼に対して、MRI/MRAでの精査を行っており、偶然に未破裂脳動脈瘤を指摘されることや、未破裂脳動脈瘤に対して積極的に脳血管内治療による瘤内塞栓術を行っており、その精査・治療依頼も増えた結果と思われる。また、高齢者の多い地区で救急医療を行っており、高齢者の転倒・転落外傷やてんかん、脳梗塞搬入が増加傾向にあります。脳梗塞に対しては脳卒中専門医と一緒に内科的治療及びt-PA血栓溶解治療や血管内治療(血栓回収療法)を積極的に施行しています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180XX97XXXX 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 200 3.20 3.20 0.00% 67.93
050163XX99000X 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 副傷病なし 30 4.53 8.40 0.00% 77.23
050163XX03X0XX 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 27 15.48 12.51 7.41% 77.74
050080XX01010X 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 副傷病なし 23 32.30 23.93 8.70% 75.70
110280XX02X00X 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 副傷病なし 21 2.67 8.50 0.00% 69.67
当科入院では、「静脈・リンパ管疾患」である下肢静脈瘤が症例数で1位、非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤の手術なしが2位、非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤に対するステントグラフト内挿術が3位となっております。当科の診療内容として、24時間緊急に対応できる体制を整え、心臓・大血管疾患、末梢血管疾患の外科的治療を中心に行っております。特に最先端治療である低侵襲手術として①心臓弁膜症に対する右開胸小切開手術、②胸部・腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術、③下肢静脈瘤に対するレーザー焼灼術を積極的に行っており、体への負担が少ないやさしい専門医療を心がけています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090XXXXXX0X 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 17 5.94 5.94 0.00% 1.18
040070XXXXX0XX インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし 16 5.75 6.03 0.00% 2.00
150010XXXXX0XX ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 14 5.21 5.50 0.00% 2.07
080270XXXX1XXX 食物アレルギー 手術・処置等1 あり 14 1.93 2.20 0.00% 3.43
100250XX99100X 下垂体機能低下症 手術なし 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 副傷病なし 14 3.00 3.71 0.00% 10.00
一昔前なら病院小児科の入院は、肺炎、胃腸炎、喘息が多数を占めていましたが、予防接種や治療法の進歩、胃腸炎に対する適切な経口補水法の普及などにより、これらの入院はずいぶん減少しました。別表の通り、昨年度は食物アレルギー(食物負荷試験)、下垂体機能低下症(成長ホルモン分泌刺激試験)が上位に追いついており、小児科診療の重点が急性疾患から慢性疾患ないし急性疾患の予防にシフトしていることがわかります。当科では、小児循環器疾患、小児神経疾患のほか、「子どもの現代病」である食物アレルギー、肥満症、起立性調節障害の診療にも正面から取り組んでいます。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080XX991XXX 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 40 3.03 2.67 0.00% 71.33
110070XX0200XX 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 13 9.92 7.31 0.00% 75.15
11022XXX99XXXX 男性生殖器疾患 手術なし 12 8.08 8.94 0.00% 63.58
110310XX99XX0X 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 10 12.20 12.34 10.00% 73.80
110060XX99X20X 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 2あり 副傷病なし 11.29
当科入院では、前立腺癌診断目的の針生検が症例数で1位、膀胱癌に対する膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)が2位、急性細菌性前立腺炎や急性精巣上体炎などの男性生殖器疾患が3位となっています。男性特有の病気である前立腺疾患をはじめとして、排尿に関するすべての臓器(腎臓、尿管、膀胱、尿道)の疾患の患者さん(女性・小児を含む)を対象に診断、治療を行っています。
※患者数10症例未満は(-)表示
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030230XXXXXXXX 扁桃、アデノイドの慢性疾患 10 10.80 8.01 0.00% 32.70
030240XX99XXXX 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 5.48
030400XX99XXXX 前庭機能障害 手術なし 5.15
030390XX99XXXX 顔面神経障害 手術なし 9.45
030270XXXXXXXX 上気道炎 4.84
当科では、めまい、突発性難聴、顔面神経麻痺などの急性疾患に対する入院治療や慢性扁桃炎、副鼻腔炎に対する手術を行っています。悪性腫瘍に対する手術は行っておりません。※患者数10症例未満は(-)表示
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020XXXXXXXX 帯状疱疹 25 9.00 8.95 0.00% 70.40
080011XX99XXXX 急性膿皮症 手術なし 12 13.17 11.73 0.00% 67.08
080006XX01X0XX 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし 8.50
080110XXXXX0XX 水疱症 手術・処置等2 なし 29.24
080250XX99X1XX 褥瘡潰瘍 手術なし 手術・処置等2 あり 33.38
当科入院では、症例数の多い方から「帯状疱疹」「急性膿皮症」の順となっています。1位の「帯状疱疹」の治療では、頭部顔面やその他体幹でも中等症~重症の帯状疱疹にたいして、抗ウイルス剤の点滴を実施し、帯状疱疹に伴う疼痛や皮疹への対策もあわせて行います。発疹が枯れて疼痛も軽減したところで通院治療となります。2位の「急性濃皮症」は主に高齢者の下腿に生じた細菌感染症で、患部の安静と抗生剤点滴、患部への外用処置を行います。疾患に伴う患部の腫脹、紅斑、疼痛などの症状が軽減するまで加療します。
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眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110XX97XXX0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 55 3.00 2.85 0.00% 72.55
020180XX97X0X0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2 なし 片眼 7.96
020350XX97X0XX 脈絡膜の疾患 手術あり 手術・処置等2 なし 8.24
020370XX99XXXX 視神経の疾患 手術なし 11.22
180040XX97X0XX 手術・処置等の合併症 手術あり 手術・処置等2 なし 15.25
当科では、総合的にあらゆる疾患に取り組んでおります。白内障に対する水晶体再建術の実施が最も多い手術症例です。また、黄斑円孔や黄斑前膜などの黄斑疾患に対する治療や視神経の疾患などに対する加療も行っておりますが、集計条件により除外されており、上記へは表示されておりません。※患者数10症例未満は(-)表示
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 56 16 19 1:UICC TNM分類 第7版
大腸癌 29 38 33 63 16 1:UICC TNM分類 第7版
乳癌 38 43 11 32 1:UICC TNM分類 第7版
肺癌 10 13 46 79 1:UICC TNM分類 第7版
肝癌 28 1:UICC TNM分類 第7版
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ですが、日本で患者数の多い5つの癌(胃癌・大腸癌・肺癌・乳癌・肝癌)を病期毎に集計したものです。平成29年4月1日~平成30年3月31日の退院患者を対象とし、患者数には延患者数を掲載しています。なおStage「0」は集計の対象外となっています。癌のStageとは、癌がどれくらい進行しているかという進行度合いのことです。癌のStageには、「0~Ⅳ」まであり「Ⅳ」が最も進行している(悪い)状態となります。  Stage判定には次の3つの基準を基に分類されます。
【T】癌の大きさ(広がり)
【N】リンパ節への転移の有無
【M】他の臓器への転移有無
Stage「不明」とは、上記3つの内いずれかが判断つかずに分類ができなかったのもです。

当院では、胃癌・大腸癌共に早期の癌に対して、内視鏡治療であるESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)やEMR(内視鏡的粘膜切除術)を行っております。近年の内視鏡による診断・治療技術の飛躍的な進歩により胃癌や大腸癌は早期癌の段階で発見し治療を行うことでほぼ100%完治できるようになってきています。内視鏡での切除が出来ないものに関しては外科的切除を行い癌の進行状態及び患者さんの状態を診て腹腔鏡下または開腹下に手術を行っております。さらに手術で治らないほど進行した癌や、手術で切除したが小さな癌が体内に残っている可能性がある場合には抗癌剤による化学療法を行っています。乳癌は、他の癌と違い自己触診にて発見できるケースや健診にて発見しやすい癌であるため比較的早期で発見できる癌ですが、中には腋下リンパ節転移や遠隔転移(肺・肝臓・骨)などの患者さんも少なくありません。それぞれの患者さんに一番適したオーダーメイドな治療(抗癌剤・ホルモン治療・放射線治療)を提供するため患者さんと相談しご納得いただいたうえで治療を行っています。肺癌は、StageⅠやⅡなど手術が出来る患者さんに対しては外科的治療として肺悪性腫瘍手術を行っています。手術は低侵襲性の胸腔鏡下での手術を主に行っています。StageⅢやⅣの手術の適用がない患者さんには化学療法を行っている方が多く、癌の遺伝子異常を調べて細胞障害性の抗癌剤や分子標的薬を使用し治療を行っています。肝癌は、来院時すでに進行した癌が多く、たとえ根治したとしても1年間で15%と高い確率で再発してしまうため再発の患者さんの割合が他の癌と比べ多い結果となっています。肝癌にならない為にもC型肝炎やB型肝炎の治療を行う必要があります。

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成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 32 11.00 57.25
中等症 73 13.41 79.66
重症 11 28.55 83.27
超重症 22.71 83.43
不明 0
成人市中肺炎の重症度別患者数等ですが、20歳以上の肺炎入院患者さんを対象とし、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROPスコア)を用いて集計を行っております。
A-DORPとは次の5つの項目です。
A - 年齢 : 男性70歳以上、女性75歳以上
D - 脱水 : BUN 21mg/dl以上または脱水あり
R - 呼吸 : SpO2 90%以下(PaO2 60Torr以下)
O - 意識 : 意識障害あり(肺炎による)
P - 血圧 : 血圧(収縮期)90mmHg以下
上記5つの項目のうち該当する項目がない場合は ⇒【軽症】
該当する項目が1つから2つある場合は ⇒【中等症】
該当する項目が3つある場合は ⇒【重症】
該当する項目が4つから5つある場合、またはショックがあれば⇒【超重症】となります。

本来、軽症に分類される患者さんは、外来での治療となりますが、肺炎の基礎疾患として、膠原病や糖尿病などが存在する症例が多く、免疫不全状態などで入院での治療が必要となる方がいらっしゃいます。高齢者の肺炎は重症度が高く入院期間も長くなる傾向にあります。
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脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 169 24.18 76.51 40.51%
その他 26 17.65 72.58 4.10%
脳梗塞(発症から3日以内)の169名の患者さんのうち、急性期脳梗塞に関する超急性期血栓溶解療法(t-PA)を施行した患者さんは22名、さらに入院当日に緊急に経皮的選択的脳血栓・塞栓溶解術や経皮的脳血栓回収術を行った患者さんは14名でした。当院は地域脳卒中センターとしていつでも脳卒中患者を受け入れ、CT、MRI、超音波検査等を即時に行うことで、早期診断・治療を開始し、非侵襲的治療である内視鏡手術や血管内治療を積極的に行っております。リハビリも365日休みなしの体制で、ロボットスーツHALを用いた最新のリハビリも行っております。さらに脳卒中連携パスを用いて急性期から回復期への患者さんの管理を行うことで連携がスムーズに行えており、回復期リハビリ等を目的とした他の病院への転院は87名:44.62%となっております。(自宅退院89名:45.64%、施設等への入所11名:5.64%、死亡退院8名:4.10%)
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 58 2.07 5.71 0.00% 60.66
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 43 1.35 11.35 0.00% 61.37
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 29 1.55 4.28 0.00% 65.03
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 29 1.97 4.38 3.45% 73.69
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 29 2.55 11.03 0.00% 67.69
当科で多い手術としては乳癌の手術、ヘルニアに対する手術、大腸癌の手術となっておりますが、手術術式などの違いにより上記のような結果になっております。乳癌に対する手術では、腫瘍の大きさや進行の程度、患者さんの希望に合わせて、根治性と整容性を考えた治療を行っております。大腸癌に対する手術や肺癌に対する手術では、病態により内視鏡下手術が増加してきております。その他に胆石症に対する腹腔鏡下胆のう摘出術、ヘルニア手術なども行っております。最近は各科で抗癌剤による治療も増加してきているため、抗悪性腫瘍剤静脈注入用植込みカテーテル設置術も増えてきています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(上腕、大腿) 69 2.80 22.59 63.77% 82.67
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿) 39 2.18 13.64 7.69% 66.00
K080-41 関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単なもの) 38 1.58 21.50 5.26% 65.63
K0811 人工骨頭挿入術 33 2.97 22.09 63.64% 84.30
K0821 人工関節置換術 26 1.85 29.69 26.92% 77.96
当科の上位手術は、K0461 骨折観血的手術(上腕、大腿)、K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿)、K080-41 関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単なもの)となっております。骨折のうち大腿骨が一番多く51件(平均年齢85.9歳)、次に上腕骨が18件(平均年齢73.4歳)でした。整形外科で扱う入院の疾患は、頻度の多い順で、1)手術を要するような各部位の骨折、2)手術を要する腱や靭帯の外傷、3)手術を要する関節症(膝の人工関節など)などが上位になります。そして当科の特長としては関節鏡を使った手術を多く取り入れていることです。中でも「肩腱板断裂の修復術」に代表される肩関節の鏡視下手術は年間70例を超えており、長崎県内でも有数の病院となっております。また最近では糖尿病やリウマチの患者さんの手術なども増えてきております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1781 脳血管内手術(1箇所) 23 6.48 17.09 21.74% 69.96
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 21 2.48 13.81 23.81% 79.52
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 20 3.10 21.40 25.00% 68.70
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 13 6.08 29.31 23.08% 70.54
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの) 12 0.33 33.42 91.67% 76.33
従来の開頭クリッピング手術に加えて、患者のニーズに応えて低侵襲の脳血管内治療である瘤内塞栓術が増加、また頚動脈狭窄症例が増えている。高齢者の多い地区で、転倒・転落等の外傷による急性・慢性硬膜下血腫が増加している。24時間救急医療を実施し、二次・脳輪番体制も整っており、頭痛やけいれん、脳局所症状での救急搬送が増え、その結果、脳腫瘍、くも膜下出血症例も増加している。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 179 0.44 1.95 0.00% 67.56
K5551 弁置換術(1弁のもの) 24 7.46 31.54 12.50% 74.54
K6171 下肢静脈瘤手術(抜去切除術) 21 0.19 2.14 0.00% 71.90
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 20 10.55 26.00 10.00% 68.90
K610-3 内シャント設置術 20 0.90 1.80 0.00% 69.50
当科の上位手術は、K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術、K5551 弁置換術、K6171 下肢静脈瘤手術(抜去切除術)、K5522冠動脈、大動脈バイパス移植術、K610-3 内シャント設置術となっております。当科の診療内容として、24時間緊急に対応できる体制を整え、心臓・大血管疾患、末梢血管疾患の外科的治療を中心に行っております。特に最先端治療である低侵襲手術として①心臓弁膜症に対する右開胸小切開手術、②胸部・腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術、③下肢静脈瘤に対するレーザー焼灼術を積極的に行っており、体への負担が少ないやさしい専門医療を心がけています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 12 2.67 6.42 0.00% 75.25
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術
K775 経皮的腎(腎盂)瘻造設術
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術)
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの)
当科の上位手術は、K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)となっております。当科の診療内容としては、男性特有の病気である前立腺疾患をはじめとして、排尿に関するすべての臓器(腎臓、尿管、膀胱、尿道)の疾患の患者さん(女性・小児を含む)を対象に診断、治療を行っております。※患者数10症例未満は(-)表示
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 55 0 2.00 0.00% 72.55
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの)
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの)
当科では、白内障手術や硝子体手術等の手術加療を実施いたしております。白内障手術は片目ずつ入院で行い、手術は主に局所麻酔下で行っております。集計条件により除外されておりますが、上表以外の症例への手術も行っております。
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循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 52 2.98 5.46 3.85% 70.79
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 29 3.76 9.17 0.00% 78.24
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 17 4.53 4.29 0.00% 72.82
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 15 0.07 22.73 20.00% 66.33
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他のもの) 14 3.43 4.29 0.00% 68.14
カテーテルを用いた心血管治療や不整脈に対する治療を中心に行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 363 0.36 1.08 0.00% 65.45
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 106 1.93 11.31 5.66% 78.66
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 56 1.14 3.73 0.00% 66.25
K6532 内視鏡的胃ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 39 1.36 7.15 0.00% 72.69
K708-3 内視鏡的膵管ステント留置術 36 2.64 11.78 11.11% 74.17
当科の上位手術は、K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満)、K688 内視鏡的胆道ステント留置術、K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 となっております。平成29年度下部消化管内視鏡検査は1,535件施行しており、そのうち487件が内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術や早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術などの内視鏡的治療となっております。当科ではチーム内でオンコール体制をとり、緊急の症例にも対応しております。近年の内視鏡による診断・治療技術の飛躍的な進歩により、大腸癌や胃癌は早期の段階で発見し治療することによりほぼ100%完治できるようになっております。異常を自覚したり、健診で精密検査を進められた方は躊躇されることなく早めの受診をおすすめいたします。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 30 3.00 3.37 0.00% 70.40
K610-3 内シャント設置術
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術)
K654 内視鏡的消化管止血術
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合)
当科の上位手術は、透析シャント狭窄による K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術が最も多く30件でした。内シャント設置術は心臓血管外科と協力し行っております。平成30年3月末現在で当科での維持透析患者数は86名で、平成29年度新たに透析導入となった患者さんは21名いらっしゃいました。※患者数10症例未満は(-)表示
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一 21 0.32%
異なる 35 0.53%
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 63 0.96%
異なる
【180010:敗血症】ですが、入院の契機となった傷病名と医療資源を最も投入した傷病名が同一だった症例は21件で全退院患者さんの0.32%でした。内訳として救急車搬送13件(62%)、他院や施設からの紹介11件(52%)、死亡退院5件(24%)でした。契機と異なる35件の内訳は救急車搬送24件(69%)、他院や施設からの紹介19件(54%)、死亡退院7件(20%)でした。どちらも高齢者が多く平均年齢は76.9歳で、非常に重篤な疾患であり死亡率が高い結果となっております。

【180040:手術・処置等の合併症】の入院の契機となった傷病名と医療資源を最も投入した傷病名が同一だった症例63件のうち40件(63%)が透析患者さんの透析シャント狭窄や閉塞での入院でした。シャント狭窄や閉塞の原因として考えられる事は、動脈硬化により血管そのものが細くもろくなっていたり、長い間シャント血管を使っている間に血管が細く狭くなったりする事が考えられます。また低血圧や透析中・透析後 の血圧低下などによりシャント部の血流が悪くなりつまりやすくなります。予防として血流を確かめる習慣を持つことや、シャント部の圧迫を避け重いものをぶら下げたり乗せたりしないことが重要です。

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更新履歴
20180928