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住み続けられるまちづくりを

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BCP(事業継続計画)策定

洪水や地震など、自然災害時の緊急事態に備え、地域住民の命を守る医療・介護事業の継続あるいは早期復旧をするための BCP(事業継続計画)を策定しています。

災害時拠点機能の整備

白十字病院では、災害時に多くの患者さんを受け入れるための大規模なトリアージスペースの確保や臨時処置室や病室に転用可能なホールを備えています。隣接する公園には、釡戸として利用できるベンチ、仮設テントとして利用できる東屋、トイレとして利用できるマンホールを設置しています。また立体駐車場は、水害時には地域の方々が一時避難場所として利用できるようにしています。

災害拠点としてのレジリエンス(適応力・回復力)を向上

介護老人保健施設サンでは、災害時でも持続可能な都市ガス仕様の空調設備、発電設備を導入しています。都市ガス設備により、災害時に停電が発生した場合でも空調や照明の利用が可能です。また、建物内に災害用コンセントを有しており、用途に合わせて様々な電化製品が利用出来ます。

利用者にあった福祉用具の提案

有限会社トーコー では、お客様のご自宅や身体状況に合った環境整備の提案(住宅改修・福祉用具)を通じて「住みつづけられる環境作り」を支援しています。

会社周辺の清掃

有限会社トーコーでは毎朝、会社周辺の清掃活動を行なっています。併せて地域住民や登校中の生徒さんへ挨拶を通じて、明るい地域づくりに努めています。

障害があっても住み慣れた街で暮らせる支援

入院や外来でのリハビリテーション、退院前・退院時のご自宅への訪問指導、外出訓練、介護者への指導等により、障害があっても住み慣れた社会 ( 地域や自宅 ) で生活できるよう支援しています。

井戸水の利用

白十字病院では、地震等の災害時に生活用水を確保するため、敷地内に井戸を備えています。また、燿光リハビリテーション病院では、「井戸水」を飲み水に変える「地下水活用膜ろ過システム」を導入し、院内で使用する水の一部をまかなっています。

ベンチの設置

白十字病院では、FUKUOKA NEXT !の一環である「おさるのベンチプロジェクト」に共感し、病院敷地外周や公園に、どなたでも利用できるベンチを設置しています。

いきいきホールの開放

白十字病院では、地域住民の交流拠点として「いきいきホール」を設置しました。いきいきホールは、地域の人々がアクセスしやすいよう 1 階のエントランスの近くに設け、地域との交流が促進できるよう開放しています。各種交流会や市民講座などの催し物を通して交流をはかり、人と人との繋がりを大切にします。また、市民講座では当院の専門スタッフによる講演を行い、医療・介護に関する専門知識を地域に還元し、人々の健康づくりをサポートする体制を実現します。さらに、災害時にはいきいきホールが処置室や病室として機能するよう、医療ガスや非常電源などの医療設備を設置しています。

エコウォークの実施

地域貢献と職員の健康増進を図るため、病院周辺地域を清掃しながら毎年 3 月に白十字病院周辺のエコウォーキングを開催しています。

敷地隣接交番への駐車場スペース提供

白十字病院では、地域の安全を守る交番に隣接しているスペースを交番用の駐車場として提供しています。

自宅での介護に役立つ情報の提供

退院後の生活の不安軽減に繋げるため、ケア技術の方法を収録した映像 DVD や YouTube での確認を促すチラシの配布を行なっています。また技術指導風景をスマートフォンで撮影し、患者さんやご家族が退院後の介護に活かせるような支援を行っています。また、認知症高齢者が心穏やかにケアを受け入れてくれるようになるユマニチュード ®技法も、書籍等の紹介やチラシの配布、ユマニチュード ®対応風景の動画撮影を行い、ご家族が退院後の在宅で、ユマニチュード ®を用いたケアを継続できるような支援と、退院後の認知症ケアへの相談対応等の支援も行っています。

地域認知症サポーターの養成

老老介護、独居世帯への見守り活動

地域行事への救護チーム派遣