誰一人取り残さない
持続可能な世界”の実現は、
わたくしたちの使命です

白十字会グループの理念である「患者さんが 1日も早く社会に復帰されること」そして「地域社会の一員として時代に即した社会貢献を目指すこと」を実現するための取り組みと SDGs の 17 の目標を結び、わたくしたちがどのような形で SDGs に関わっているのかをご紹介します。

SDGsとは

SDGs(エスディージーズ)は「Sustainable Development Goals」の略称で「持続可能な開発目標」の事を指します。国連に加盟するすべての国が、2016 年から 2030 年までの 15 年間にわたって、達成に向け取り組むべき共通目標として世界の国々や日本政府、企業や地方自治体で広く取り組まれています。

SDGs には、社会や経済、環境の課題として 17 の目標が掲げられています。たとえば、目標 3「すべての人に健康と福祉を」や目標8「働きがいも経済成長も」、目標 13「気象変動に具体的な対策を」など、世界共通の様々な課題が挙げられています。

白十字会グループ
中期経営計画
(2021▶︎2023)と
SDGsの関わり

今期(2021年から2023年)は、グループとして「重点的に取り組んでいく事項」を「中期ビジョン」と「白十字会が取り組む5つの分野」として表しています。ここでは、今期の「中期経営計画」とSDGsの17の目標の関わりについてご紹介します。

中期ビジョンとSDGs

地域包括ケアシステムの構築

白十字会グループでは中期ビジョンとして「地域包括ケアシステムの構築」を掲げています。地域包括ケアシステムとは、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される包括的なケアシステムの総称です。団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、厚生労働省が各市町村で地域包括ケアシステムの構築を推進しています。
白十字会グループでは、長崎県佐世保市・佐々町および福岡県西部において医療から在宅介護までの幅広いサービスを提供しています。白十字会グループの中期ビジョンとして「地域包括ケアシステム」の構築を推進していきます。同じグループだから可能な、きめ細やかな連携と柔軟な対応で、地域の高齢者が少しでも長く、快適に住み慣れた地域で暮らしていくお手伝いをします。

白十字会グループの取り組み

ー白十字会グループの各種医療・介護サービスの提供ー
急性期病院(2施設)・回復期病院(2施設)・介護老人福祉施設(1施設)・介護老人保健施設(3施設) ・訪問サービス/通所介護事業所などの介護サービス事業所(34 施設)・福祉用具販売レンタル事業(1施設)

中期経営計画“5つの分野”とSDGs

白十字会グループでは、第 7 期の中期経営計画として5つの分野に力を入れていきます。これから、この5つの分野とSDGsの17の目標との関わりをご紹介します。

白十字会グループが
持続可能な社会を
目指して
力を入れていく

中期経営計画の
5つの分野

中期経営計画
5つの分野

  • 診療技術・介護技術の進展
  • 入院(入所)時から退院(退所)後までの適切な支援
  • 働き方改革
  • グループ間相互連携の進化
  • 新しい時代・生活様式に対応した経営基盤の強化

質の高い医療・介護を実践するために白十字会グループでは「職員教育」に力を入れています。

医療・介護事業は、そこに働く「人材」で成り立っています。職員の満足度が、患者・利用者の満足度に直結するため、職員の負担軽減と満足度向上に力を入れています。

医療から介護まで、一貫した患者・利用者情報を共有し、適切なケアや在宅生活を実現するためのインフラ整備を進めています。

在宅療養・介護を受ける人、それを支える家族が安心して住み続けられるための支援をグループ全体で進めています。

利用者が安心して生活できる環境づくりをパートナーシップで支援していきます。

白十字会グループの取り組み

白十字会グループでは、上記の他にSDGs 達成に貢献できる様々な取り組みを行っています。下記のSDGs 17の目標毎に白十字会グループの取り組みについてご紹介します。

※SDGsの17の目標のうち、白十字会グループの取り組みと関連する13の目標を取り上げています。