私が所属している回復期リハビリテーション病棟では、骨折や脳血管疾患等を発症された患者さんがリハビリテーションに取り組んでいらっしゃいます。発症前は自分でできていた「食べる」、「着る」といった当たり前の動作が発症後にはできなくなくなり、日常生活に支障をきたす状態になります。そのような患者さんができる限り元通りの生活を遅れるように支援をすることが私たちの役割です。動作そのものが発症前のレベルにまで回復しなかった場合でも、住環境の見直しなどを行うことによって、できる限り自立した生活を送れるよう、多職種と連携しながら患者さんを支援しています。
また、どのスタッフが患者さんに関わっても統一したケアを提供できるように、スタッフへ指導やアドバイスを行うことも私の役割です。

幼少期に祖父母と一緒に過ごすことが多かったためか、人に関わる仕事に就いてみたいという思いを抱いていました。高校生のときに担任の勧めもあり、福祉の道を志しました。規模が大きく安心感があったため、「佐世保で働くなら白十字会で」と決めていました。卒業後は希望通り白十字会に入職することができました。

病棟課長のキャラクターによってそれぞれの“色”がありますが、どの病棟も明るく、有休も取りやすい、働きやすい環境だと思います。施設などに比べ、多数の職員がいますが、他の職種との関係も良好です。