APSとは、自己たんぱく質溶液(Autologous Protein Solution)の略称です。
患者さんの血液から関節内の炎症バランスを整える抗炎症性サイトカインと成長因子を高濃度に抽出したものになります。
これまでの変形性ひざ関節症の治療では、軽度であれば薬物療法・運動療法・保存療法などが行われてきました。また、重度であれば手術療法が行われてきました。
このAPS治療は軽度と重度の中間の位置にしますが、ご自身の血液を使用するため体に負担が少ない治療法となります。
1 | 採血患者さん自身から治療に適した量の血液を採取します。 |
2 | APSの作成採取した血液を遠心分離機にかけます。さらに特別なキットを用いて、抗炎症性サイトカインと成長因子を高濃度に抽出します。 |
3 | 注射痛みのある膝関節に注射します。 |
※APS療法は現在、保険診療が認められておりません。ですので、自由診療での治療となります。
APS療法は現在、保険診療が認められていないため、自由診療での治療となります。
費用:約25~30万円
※治療に係る画像撮影や処方の有無などによって金額が異なります。