高齢になると、筋力の低下や代謝の衰え、骨や関節の弱化が進み、全体的な身体機能が低下します。これにより、立ったり歩いたりすることが難しくなり、徐々に寝たきりの状態に移行することがあります。適切なリハビリや介護によって、多くの場合は寝たきりを予防できることがわかっています。
訪問看護では、理学療法士や言語聴覚士が自宅でリハビリを行います。これにより、利用者が筋力や関節の柔軟性、嚥下機能の維持・改善に努め、その人らしい生活ができるように支援します。

床ずれとは?
床ずれは医学的には「褥瘡(じょくそう)」とも言われ、寝たきりなどによって長時間同じ場所が圧迫されることや、摩擦やずれなどが加わることで皮膚がただれたり、キズができてしまうことです。
いったん床ずれが発生すると完治するまでには浅い床ずれの場合でも4週間ほど、深い場合は数ヶ月~1年以上かかってしまうこともあります。
床ずれとは何か、さらには低栄養(栄養状態の低下)と床ずれ発生の関係、前もってできる予防法など、適切な床ずれ対策を行います。

バイタルサインの基本
バイタルサイン(バイタル)とは、人間の生命活動における重要な指標で、生命兆候を意味します。正常値を把握しておくことは非常に重要で、主に「呼吸」「体温」「血圧」「脈拍」の4つの項目を基本とし、数値がひとつでも極端に悪化してしまうと、命に危険がおよびます。悪化したかどうかを判断するには、日頃からバイタルサインを測定し、正常時の数値を把握しておかなければなりません。
数値を測定することで治療の効果や状態の変化、異常を早期に発見することを目的としています。

清拭(せいしき)とは?
清拭(せいしき)の目的は、全身の清潔を保つことと皮膚トラブルの予防です。皮膚の血行を促し爽快感を得る効果があります。何らかの理由で入浴やシャワー浴が難しい場合に、入浴の代わりにタオルで身体を拭くことです。

看護の現場ではケガや病気で安静指示がある場合や、発熱時や手術後、全身状態が悪く入浴やシャワー浴により体力消耗が考えられる場合、入浴により体力が奪われてしまうと考えられる場合に清拭を行います。

清拭の基本的な拭き方は、血液循環を促すため「末梢から中枢に向かって拭く」ことです。末梢から中枢に向かって拭くほうがより心地良いと感じるといわれています。

大切にしているのは、ご本人はもとより遺されるご家族が最期の時間を「無理なく精いっぱい、悔いなく」過ごせるよう支えることです。

看取り看護では、医師の指示に従って痛みを和らげる方法をとり、静かに自分らしい最期を迎えることを支援します。

訪問看護師にはそのための調整力が問われます。出来る限りご家族が「精一杯手を尽くした」と納得できるよう最善を尽くしたいと考えています。

県内随一のスタッフ数を有している「機能強化型訪問看護ステーション」です。当ステーションは、豊富な人員数のほか「24時間体制」「看取りの実績」「重症者への対応」「地域の在宅療養環境整備への貢献」などがあります。在宅医の先生や行政機関と連携して質の高いサービスを提供しています。