治療手技・手術に関連する指標

術中・術後の大量輸血患者の割合(2018年度~2022年度)
輸血は急性失血時の生命維持に重要な役割を果たしており、医学の歴史に大きく貢献してきました。とりわけ、がんの根治に取り組んできた外科医にとって、輸血は救命に不可欠な手段でした。しかし、多数の患者の治療経過を長期間観察することにより、輸血が持つ負の側面がしだいに浮き彫りになってきました。肝炎やエイズ・ウイルス感染による悲劇のみならず、がんの再発にも悪影響を与えることが示唆されています。

第1四半期第2四半期第3四半期第4四半期年間
2022年度2.96%2.62%2.87%1.69%2.55%
2021年度3.13%2.39%3.19%2.61%2.84%
2020年度2.63%2.73%2.63%3.83%2.92%
2019年度2.49%2.65%0.81%2.94%2.20%
2018年度2.16%3.03%2.53%1.55%2.30%