保険医療機関及び保険医療療養担当規則第2条の6及び高齢者の医療の確保に関する法律の規定による療養の給付等の取り扱い及び担当に関する基準第2条の6の厚生労働大臣が定める掲示事項

1.入院基本料に関する事項について

当院では、1日の入院患者人数に対する看護職員を以下のとおり配置し、交代で24時間看護を行っています。なお、病棟・時間帯・休日などで看護職員の配置が異なります。また、病棟ごとの配置人数は、病棟に掲示しております。

一般病棟
3階西・南病棟、4階西・東・南病棟、5階西病棟
入院患者7人に対して看護職員1人以上
入院患者25人に対して看護補助者1人以上
地域包括病棟
3階東病棟
入院患者13人に対して看護職員1人以上
集中治療室
ICU
入院患者2人に対して看護職員1人以上

2.厚生労働大臣が指定する病院

当院は厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
入院医療費の算定にあたり、患者さんの病名や診療内容に応じた包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する「DPC対象病院」に認定されています。


医療機関別係数1.5160 ※2024年6月1日現在
(基礎係数1.0451+機能評価係数Ⅰ0.3767+機能評価係数Ⅱ0.0830+救急補正係数0.0112

3.九州厚生局への届出事項について

基本診療料・特掲診療料・入院時食事療養費・歯科施設基準の一覧

基本診療料・特掲診療料・入院時食事療養費・歯科施設基準の一覧

厚生労働省が定める手術に関する施設基準に係る実績について(2023年1月~12月)

医科点数表第2章第10部手術通則第5号及び第6号に掲げる手術

情報通信機器を用いた診療について

当院における情報通信機器を用いた診療では、初診からのオンライン診療の場合及び新たな疾患に対して医薬品の処方を行う場合は、一般社団法人日本医学会連合が作成した『オンライン診療の初診での投与について十分な検討が必要な薬剤』等の関係学会が定める診療ガイドラインを参考に行います。
診療の際は、患者さんが現在服薬している医薬品の確認をさせていただきます。
ご理解とご協力をお願いいたします。

医療DX推進体制整備加算について

当院では、マイナンバーカードを保険証として利用していただけるよう、オンライン資格確認システムを導入しています。
詳細はこちら

病院勤務医の負担軽減及び処遇改善に関する取り組みについて

当院では、看護部やコメディカル部門において「病院勤務医の負担軽減及び処遇の改善」に関して毎年計画・実行・見直しを行い、病院全体で「病院勤務医の負担軽減及び処遇の改善」に取り組んでいます。

看護職員の負担軽減及び処遇改善に関する取り組みについて

当院では、看護部やコメディカル部門において「看護職員の勤務負担軽減及び処遇改善」に関して毎年計画・実行・見直しを行い、病院全体で「看護職員の勤務負担軽減及び処遇改善」に取り組んでいます。

栄養サポートチーム加算について

当院では、栄養サポートチーム(NST)が活動しています。
栄養管理の必要な患者さんに対して、管理栄養士、医師、看護師などの多職種で意見を出し合い、よりよい栄養療法の提案を行っております。

医療安全対策加算について

当院では、医療安全管理部(医療安全に関わる業務一般を行なう部署)を設置し、安全な医療の提供に取り組んでおります。
患者さんからの医療の安全に関するご相談をお受けし、ご必要に応じて支援いたします。
ご希望される方は1階総合案内にお申し出ください。

感染対策向上加算について

当院では、感染制御部(感染対策に関わる業務一般を行なう部署)を設置し、院内感染防止対策のために次のようなことを取り組んでおります。

毎週病棟や各部署を定期的に巡回し、院内感染対策状況の把握・指導を行っています。
院内感染事例、院内感染の発生率に関するサーベイランスなどの情報を分析、評価し、効率的な感染防止対策に役立てています。
微生物学的検査を適時利用し、抗菌薬の適正使用を推進しています。また、使用に際しては一部届出制・許可制としており、投与量・使用期間の把握をした上で、適正化の指導を行っています。
職員研修を年2回は行い、感染対策の教育・マニュアルの遵守・指導を行っています。
感染に対するポスター掲示などを行い、患者さんやお見舞いの方などの感染防止の啓蒙活動を行っています。
定期的に、医療機関同士の監査指導を行い、情報交換や感染対策協議を行い、改善を図っています。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用推進について

当院では、厚生労働省の後発医薬品使用推進の方針に従い、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造販売される、新薬と同一の有効成分を一定量含み、効き目が同等なジェネリック医薬品(後発医薬品)を積極的に使用しています。

現在、一部の医薬品について十分な供給が厳しい状況が続いています。当院では、医薬品が不足した場合には治療計画の見直しを行うなど適切な対応に努めております。
状況によっては、同一成分・同一薬効の医薬品への変更を行う場合もございます。変更が必要な場合はご説明した上で変更いたします。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

院内トリアージの実施について

当院では、救急で受診される患者さんに対し院内トリアージを行っています。
来院順に診察する体制とは異なり、緊急度の高い患者さんを優先的に診察することがあり、場合によっては、後から来院された患者さんを先に診察させていただく場合がございます。
また、救急車で搬送された患者さまにもトリアージを実施いたしますので、緊急性が低い場合には待合室にてお待ちいただくこともありますので、予めご了承ください。

外来腫瘍化学療法診療料について

当院では、外来で抗がん剤治療を受ける患者さんが安心・安全に治療を継続するために、以下の体制を整備しています。

専門の医師・看護師または薬剤師が院内に常時1名以上配置され、患者さんからの電話等による緊急相談等に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
急変時等の緊急時に当該患者さんが入院できる体制の確保を行っています。
実施される化学療法のレジメン(治療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を定期的に開催しています。
「患者さん」と「患者さんを雇用する事業者様」が共同して作成した勤務情報を記載した文書の提出があった場合、就労と療養の両立に必要な情報を提供し、診療情報を提供した後の勤務環境の変化を踏まえ療養上必要な指導を行うことが可能です。

下肢末梢動脈疾患指導管理加算について

当院では、慢性維持透析を行っている患者さんに対し、下肢末梢動脈疾患の検査を行っています。
腎臓病や糖尿病は血管を詰まらせる病気で、それによる四肢の壊疽(えそ:血管が狭くなったり詰まったものを放置して血液が巡らなくなり、組織が壊死すること)が起こると、その部位の切断リスクが高まります。足病重症化を予防し、下肢切断者を減らすことを目的に、検査を実施しています。
検査の結果、専門的な治療が必要と判断した場合は、院内の専門診療科と連携し治療する体制を有しています。

入院時食事療養(Ⅰ)について

適時適温給食
当院は、患者さんの療養に適した内容の食事を管理栄養士によって管理し、適時(夕食は18時以降)・適温で提供しています。
選択メニュー
1日のうち2食以上の食事の主菜等について、患者さんに選択していただけるよう、複数メニューの食事を提供しております。(一般常食について月・火・水・木・金曜日に実施)

歯科感染防止対策に関する取り組みについて

上記「感染対策向上加算について」の取り組みに加えて、十分な滅菌・消毒、ディスポ(使い捨て)製品の導入など、安心安全な歯科治療のために、歯科においても院内感染予防に取り組んでいます。

歯科外来診療医療安全対策加算について

当院では歯科医療に係る医療安全管理対策について、下記のとおり取り組んでいます。
● 医療安全管理・医薬品業務手順等、医療安全対策に係る指針等の策定
● 医療安全対策に係る研修の受講ならびに従業者への研修の実施
● 安全で安心な歯科医療環境を提供するための装置、器具等を設置しています。
 【設置装置・器具等】
  ・自動体外式除細動器(AED)
  ・経皮的動脈血酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
  ・酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
  ・血圧計
  ・救急蘇生キット

4.明細書の発行状況に関する事項について

「個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書」の発行に関する事項

当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、2015年11月2日より領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目がわかる明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、2018年4月1日より明細書を無料で発行することといたしました。
なお、明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されていますので、その点をご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、『③お支払い』窓口にその旨お申し付けください。

5.保険外負担に関する事項について

初診・再診に係る費用の徴収について

○初診
当院は地域医療支援病院の指定を受けており、原則としてかかりつけ医療機関からの紹介状の持参をお願いしております。紹介状が無い場合は、初診時選定療養費として通常の診療費に加えて7,700円(税込)のご負担をいただいております。
ただし、緊急その他やむを得ない事情により、他の保険医療機関等からの紹介によらず来院した場合は、この限りではありません。
○再診
また、治療により状態が落ち着いた後、当院担当医が、他の医療機関へのご紹介を申し出た後も当院での受診希望される場合は、再診時選定療養費として通常の診療費に加えて3,300円(税込)のご負担をいただいております。

個室料金、診断書・証明書、180日を超える入院に係る選定療養費について

その利用日数・使用量・利用回数などに応じた実費の負担をお願いしております。
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