病院長挨拶

佐世保中央病院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 2023年5月8日をもって新型コロナ感染症の取り扱いが、感染症法上の第2類から第5類に変更となり、3年以上に亘るコロナ禍も峠を越えた印象があります。しかしながら、まだコロナウイルスが消滅した訳では無く、当院におきましては、今後も全職員で厳格な感染対策に努めていく所存です。患者さん、ご家族の皆様におかれましては、引き続き様々な不自由をおかけすることと存じますが、院内感染予防のため、どうぞご容赦下さい。 

病院長 竹尾 剛

 佐世保中央病院は、1995年に現在の佐世保市大和町に新築移転し、地域に根ざし、信頼される病院づくりを目指して、一歩一歩前進を続け、2019年には創業90年を迎えることができました。
佐世保・県北地域における急性期病院として当院の担うべき役割は、以下の6つに集約されると思います。

救急医療:現在年間5,000人を超える救急患者さん(内 救急車約2,400台)を受け入れています。最新の装置の導入を目指し、今後さらに地域の救急医療に貢献したいと考えます。

がん治療:2011年に「長崎県がん診療連携推進病院」の指定を受け、最新の設備(スペクトラルマルチスライスCT他2台体制、MRI2台体制、放射線治療装置、サーモトロンによる県内唯一の温熱治療、血管造影装置2台体制)と、最良の医療スタッフを育成し、最善の診断・治療を目指しています。また同時にやさしい緩和ケアを提供していきたいと考えます。

専門医療:6つのセンター(糖尿病・内分泌、リウマチ・膠原病、人工透析、消化器内視鏡、認知症疾患及び低侵襲治療センター)は、専門性の高い医療・教育の提供を目指しています。他にも脳卒中、虚血性心疾患、不整脈に対する救急対応、乳腺外科、脊椎外科など各科の専門性の高い医療の提供に加え、早期から充実したリハビリを開始することで、より早い回復を目指しています。

在宅医療:「患者さん・利用者さんが一日も早く社会に復帰されることを願います」という基本理念のもと、急性期(佐世保中央病院)から回復期(燿光リハビリテーション病院)、介護・福祉(ドリームケア通所介護、介護老人保健施設:長寿苑、サン)、在宅(訪問看護センター、有料老人ホーム:ドリームステイサンライズ、のぞみ)に至るまで、社会医療法人財団白十字会をあげて、地域の医療機関の皆さまと連携して、患者さんの在宅復帰を目指していきたいと考えます。また最後を自宅で過ごしたいと希望される方には、最大限のサポートを行ってまいります。

予防医学:当院予防医療センターは、健診専用施設で年間約12,000人の方に受診いただき、質の高い健診を目指し、専門医・保健師等による保健指導・健康支援を積極的に行っています。

感染症対策:新型コロナ感染症で得られた経験をもとに、更なる新規感染症の出現に備えていきます。

 当院の最大の強みは、一つの方向を目指す全職員の強固なチームワークだと確信しています。しかしながら、この3年以上に及ぶコロナ禍において、医師、看護師のみならず全ての病院職員は、肉体的・精神的に余裕が無ければ、適切で優しい医療は提供できないということにも気付かされました。当院は、様々な疾病に対する医療だけでなく、新型コロナウイルス感染症を筆頭とする新興感染症や自然災害を含めた各種災害から、患者さん、地域の皆さん、そして職員を守る病院でありたいと願っています。

 これからも医師をはじめ全職員で、患者さんを中心としたチーム医療を推進し、質の高い、そして安心と優しさに満ちた医療・看護を提供し、患者さん・ご家族の皆様から “ありがとう”の一言を頂けるように、そして更に成長した姿で創業100周年を迎えられるよう、努力してまいりたいと考えています。地域の皆さまにおかれましては、引き続きご理解、ご協力を賜り、一緒に当院を育てていただけるよう、よろしくお願いいたします。

社会医療法人財団白十字会 佐世保中央病院
病院長 竹尾 剛