令和2年度

患者数平均
在院日数
平均年齢
軽症468.2657.65
中等症7615.9778.75
重症1321.6284.31
超重症0
不明0

本来、軽症に分類される肺炎患者さんは、外来での治療となりますが、基礎疾患として、膠原病や糖尿病があり免疫不全状態であれば入院治療が必要となる場合もあります。

成人市中肺炎の重症度別患者数等ですが、20歳以上の肺炎入院患者さんを対象とし、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム
(A-DROPスコア)を用いて集計を行っています。
A-DROPとは次の5つの項目です。
A - 年齢 : 男性70歳以上、女性75歳以上
D - 脱水 : BUN 21mg/dl以上または脱水あり
R - 呼吸 : SpO2 90%以下(PaO2 60Torr以下)
O - 意識 : 意識障害あり(肺炎による)
P - 血圧 : 血圧(収縮期) 90mmHg以下
上記5つの項目のうち該当する項目がない場合は⇒【軽症】
該当する項目が1つから2つある場合は⇒【中等症】
該当する項目が3つある場合は⇒【重症】
該当する項目が4つから5つある場合、またはショックがあれば⇒【超重症】となります。