歯科口腔外科

治療中に起こるさまざまなお口のトラブルに対応し、患者さんの健口を目指します。

診療内容

当科は2019年度より歯科医師が常勤体制となり、現在歯科医師1名、歯科衛生士4名、助手1名にて診療をおこなっています。
主に当院で治療されている患者さんの治療支援という視点から口腔ケアや周術期の口腔機能管理をおこなっています。全身疾患治療中に発症する合併症と口腔内細菌との関連については多くの研究が報告されており、治療の前後に口腔内の感染源を治療し口腔衛生管理を継続することが感染症予防や合併症の低減に寄与することが知られています。特にがんや心臓血管疾患、肺炎、脳血管疾患などでは口腔管理の有効性が示されています。病棟に訪問しベッドサイドで口腔ケアを実施した患者さんは2024年度は延べ6千人を超え過去最多となりました。
また全身疾患治療の際に口腔内に影響を及ぼす薬剤が数多くあります。特に骨粗鬆症やがんの骨関連事象抑制に対して用いられる骨吸収抑制薬には顎骨の壊死という重篤な有害事象の発症が報告されています。

適切な時期に適切な口腔管理を行うことを目指し、当科では全身麻酔手術を予定している患者さんや入院中の患者さんの歯科検診を実施しています。診療は口腔ケアのみならず一般歯科診療や抜歯等の外科処置もおこなっており、歯科でお困りの方のご相談も積極的にお受けしています。
歯科室一同、今後も迅速かつ丁寧な歯科治療をおこない患者さんの健康増進に努めてまいりたいと思います。

外来診療体制

歯科口腔外科

診療
午前
新患
     
午前
再診
     
午後
新患
     
午後
再診
     

診療担当医

歯科
口腔外科
田﨑 貴子
TASAKI TAKAKO
部長鹿児島大学 平成18年卒
日本口腔外科学会 口腔外科専門医

診療実績

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度
新患数(人)1,116
診療患者数(人)5,277
周術期口腔機能管理患者数(人)477
新患数(人)955
診療患者数(人)5,276
周術期口腔機能管理患者数(人)476
新患数(人)472
診療患者数(人)3,652
周術期口腔機能管理患者数(人)174
新患数(人)547
診療患者数(人)4,245
周術期口腔機能管理患者数(人)286
新患数(人)602
診療患者数(人)3,950
周術期口腔機能管理患者数(人)333
新患数(人)445
診療患者数(人)3,026
周術期口腔機能管理患者数(人)213
新患数(人)257
診療患者数(人)792
周術期口腔機能管理患者数(人)101

認定施設