PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)とは?

PNSとは従来の看護師1人で患者さんを担当する看護方式とは違い、2人の看護師がペアを組んで複数の患者さんを担当する方式です。パートナーになった2人は対等な立場でお互いの特性・能力を活かしながら、時にはお互いフォローし協力しあいながら看護業務を行います。

佐世保中央病院では2016年度より全病棟で開始したPNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)の看護体制で、相互研鑽しながら自律性を発揮しています。パートナーとともに看護実践することで、パートナーの成長、患者さん・ご家族の安心した表情を見ることができます。

パートナーシップナーシングのメリット

・新人看護師やブランクのある看護師も安心して看護業務できます
・看護師間でのコミュニケーション能力が高まります
・看護師個人の負担軽減

パートナーシップナーシングの場合、1人の看護師が一貫して患者さんを受け持つプライマリーナーシングとは異なり、2人で相談しながらケア提供ができるため、看護師の負担軽減にもつながります

実施指導者より

スタッフ全体が協力的で仲もよく、働きやすい職場です。指導も部署全体で関わるため、実施指導者として働きやすい職場環境をつくり、自信を持って看護ができるように声掛けや振り返りを行っています。命を預かる仕事として責任もありますが、やりがいを感じながら働いています。

新人看護師より

日々の業務の中で大変だと思うことは多々ありますが、部署全体でフォローして頂けるので安心して働くことができています。一人ひとり実施指導者がいてサポートしてくださるので、とても心強いです。少しずつできることが増え、喜びややりがいを感じながら頑張っています。