現在、回復期リハビリ病棟はその収益性の高さから、全国にたくさんつくられましたが、肝心のリハの専門医の絶対数は不足している状況です。
今の医療教育は急性期医療を中心にプログラムが組まれており、急性期の医療で教育を受けてきた人たちが慢性期医療を行っているケースがほとんどとなっています。
そんな中、白十字会では、急性期から慢性期に転向された医師が多数いらっしゃいます。
近い将来、本当に求められる勤務医としての在り方を考えてみませんか?
総合診療医を増やすことは国の政策である在宅医療推進に必要不可欠であるはずなのに、大学の教育課程の中でも総合診療医を養成するプログラムが皆無に近い状態で、まだまだ極少数に止まっています。
大学病院の総合診療部でも家庭医の対象となる高齢者特有の問題を主訴とした患者さんは集まらず、スキルアップが望めない環境となっています。
当院では、早期であれば認知症や廃用症候群に対して有効な改善手段を実践していますし、緩和ケアやそれ以外の疾患の対処方法を含めて、教育プログラムとしていろいろな施設でいろいろな病態をご経験頂く機会を持つことができます。
そして、一定期間の研修の後、在宅診療支援診療所としての開業を責任を持って支援させて頂く形となっております。
各分野の専門医や設備等の働きやすい環境がありますので、まずは白十字会で総合診療医として働いてみることを考えてみませんか?
現在、医学部、大学病院、国立自治体病院にも訪問診療を系統立てて教育してくれるところは見当たりません。
そこで、白十字会では訪問診療医を育成するプログラムを用意しました。
基本的に回復期リハビリ病棟でご勤務いただきながら開業後の自分のために必要な知識を学び取って頂くためのものです。
訪問診療に興味のある方は、是非、白十字会で働いてみませんか?