Step1『出会いの準備』~来訪を伝える~

出会いの準備は利用者に来訪を伝えることです。友人などの自宅を訪問するときのようにドアをノックします。ノックすることで、利用者に「誰かが会いに来た」と知らせます。

Step2『ケアの準備』~関係性を築く~

「あなたに会うために来たよ」というメッセージを伝えて、利用者との関係性を築きます。親しくなれるような言動で4つの柱 見る、話す、触れるを組み合わせながら話し、利用者との絆を作ります。

Step3『知覚の連結』~心地よいケア~

知覚の連結は「あなたのことを大切に思っている」というメッセージを届けます。返事がない場合もありますが、言葉で反応がなくても呼吸がゆっくりになっていたり、身体の力が抜けてリラックスしているなど、何らかのメッセージを利用者から読みとることができます。

Step4『感情の固定』~ケアの心地よさを記憶に残す~

感情の固定は、ケアを受けた経験を記憶として残すこと。ケアのあと、一緒にいい時間を過ごしたことを振り返って「よかったですね」「気持ちいいですね」と声をかけて本人が「気持ちのいい時間を過ごせた」と感じることが大切です。

Step5『再会の約束』
~次回のケアを受け入れてもらうための準備~

再会の約束は感情記憶として残すことです。認知症の方は「また会いましょうね」と約束しても覚えていない場合があります。しかし「優しい人にまた会える」という気持ちは感情記憶として残るので、次回もケアをスムーズに受け入れてくれるようになります。

ユマニチュード認証制度の受審

ユマニチュード認証制度

2024 ユマニチュード推進プロジェクト

1.認知症介護技術

お問い合わせ

社会医療法人財団 白十字会 ケア技術向上推進室

お電話口で「ケア技術向上推進室」とお伝えください。

電話:0956-33-7151