理事長ブログ新シリーズのお知らせ

総合メディカル株式会社がD to Dコンシェルジュ「経営者インタビュー」で白十字会を取り上げて頂けることになりました。白十字会ならではの取り組みや力を入れている分野を取材し、広報して頂く企画です。そこでこの「経営者インタビュー」の過去の投稿分を印刷してもらって、びっくりしたことがありました。4~5回のインタビュー分を載せて頂いているのですが、なんと、全てが慢性期専門医を作ろうとするものや今後急速に必要とされる在宅医養成のため「慢性期病院で働きながらその勉強をしませんか」と問いかける内容のものばかりでした。まるで、白十字会には慢性期病院しかないかのごとき印象を与えてしまったようですが、私としては、慢性期医療・在宅医療にもピカピカの専門医が必要で、それをどう作り込んでいくかの提案をさせて頂いたつもりでした。佐世保市と福岡市において二つの地域医療支援病院を展開し、それぞれが社会医療法人の要件である救急医療をさせて頂いている法人として、我々ならではの取り組みを、次号では紹介させて頂こうと思いました。そんな先月、佐世保中央病院の合計10種の患者さんを支援する療養指導士・法人内認定看護師の活躍ぶりを紹介し、慰労する会がありました。その中で糖尿病療養指導士がセンター機能の一環として、HbA1c測定の待ち時間を利用して合併症のチェック、教育指導を行い、患者さんがそれを理解し、皆で臓器を壊さない予防医療を展開している姿が紹介されました。続いてコメントに立った若い女医さんは、「自分の病気を理解し、悪化させない指導ができる病院を、県内や九州内に自分は知らない。だからこの病院を選んで来させてもらった.」と結んでくれました。もはや、医師を集めるのは、公的病院であることや、病院の規模、給与の高さではなく、医師を引き付ける病院の機能であることがわかります。それぞれの支援ナースの活躍ぶりとそれを評価する医師の声、更には我々ならではの医療秘書さんの活躍の様子をこのブログで紹介して参りたいと思います。